生前に不動産を整理するコツは?

生前に不動産を整理するには、ご自分の所有する不動産を把握することが重要です。まず、利用目的で分類していきます。自宅なのか、マンションなのか、駐車場なのかといった具合です。つぎに、換金性があるかどうかもチェックします。換金性とは、すぐに売却できる物件かどうかということです。

そして、相続税の納付義務があるかどうかも知っておく必要があります。相続税がかかってしまいそうであれば、具体的な納税額がいくらか、さらに、現金納付にするのかあるいは延納や物納といった手段を使うのかということも決めておかなければなりません。現金で相続税を支払うためには、事前に不動産を売却し、納税資金を確保しておくことも必要になるかもしれません。不動産を売却する時はどの不動産から売却すればいいのかというと、特に決まりはありませんが、収益の多い物件は残しておきたいと思うのが通常なので、収益の少ない物件から売却していくことが多いです。

手放す不動産を決めたら、次は誰に渡すかを決めなければなりません。不動産管理は、いきなりやれと言われてもすぐにできるようになるものではないので、あらかじめ相続人に不動産を相続させる旨を伝え、不動産管理のための教育をしておきましょう。

最後になりますが、もし借地をお持ちであったら、これはなるべくお自身がお元気なうちに処理しておきましょう。あなたの相続人と借主との関係があなたと借主との関係のようにうまくいくとは限りません。また、相続人の方が、借主に土地を買取ってもらおうと借主に交渉すると、時価での売買は不可能に近です。貸主側の事情で売買しなければならないわけですから、借主が有利な契約になってしまうわけです。

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