建物滅失登記と表題・保存登記

 

おはようございます。

 

今日は日曜日なので事務所はお休みですが

私は打合せのため出勤しておりまーす(^ヮ^)

 

今朝はいい天気だったので、自転車で来てみたのですが、

そろそろ花粉がやばいです。

涙が止まりません笑

 

出勤前に会ったご近所さんは、全然大丈夫そうだったので

油断してしまいました。

 

さて、今日は、最近立て続けにご相談を受けている建物登記の件について。

 

古い建物を取り壊して、新しい建物に建て替えるっていうのは

よくある話だと思います。

親の持っている土地に二世帯住宅を作るとか、

単純に古くなったから建て替えるとか。

 

そして、建物を建て替えると、法務局での登記の手続きが必要になります。

 

具体的な手続きは、

 

取り壊した古い建物

→滅失登記(取り壊したから建物がなくなりましたっていう登記)

 

新しく建てた建物

→表題登記(新しく建物を建てましたっていう登記。)+

保存登記(新しく建てた建物の所有者は誰かということを示す登記)

 

の3つの登記です。

 

で、通常ハウスメーカーさんとかにお願いして家を建てると

この3つの登記手続きもやらなければならないという案内をしてもらって

司法書士や土地家屋調査士を紹介してもらうことになります。

 

ただ、

「建物を建て替えただけで、この登記手続はやってなかった…」

という話がよくあります。

 

地元の大工さんに頼んだから、手続きのことまでは説明を受けなかった…とか

建てたのはだいぶ前で、案内を受けたかもしれないけどやってなかった…など

理由は様々です。

 

登記をしていなかったということは、

実際は、建て替えた新しい建物に住んでいるのですが、

法務局の登記上は、古い建物がまだ存在していて

新しい建物は存在していないことになっている。

そして、新しい建物は存在していないので、

当然新しい建物の所有者も誰だかわからない。

という状態になっているということ。

 

つまり、せっかく建て替えた自分の建物の権利が登記できていませんので

権利が公示できてなくて、守られていない状態になってしまっているんですね。

 

その状態でも、誰かから権利侵害されない限り、

実際生活するにあたっては弊害はないですし、

登記していないことを気づかないまま亡くなっちゃう方もいらっしゃいます。

 

で、いつ困るかというと、相続のタイミング。

 

親が住んでいた不動産が田舎にあるのですが、

もう誰も使わないので処分したいですっていうことで、

相続登記をしてくださいっていうご相談を受けた際に

調べてみたら、建物の建て替えの登記が出来ていない状態になっていた。

 

で、そのままでは売れないので、土地の相続登記に加えて、

建物の滅失・表題・保存登記も一緒に行わなければならない。

(登記ができていない建物をほしいという買主さんは少ないですからね。)

 

でも、建物を建て替えたときの状況が相続人である子供世代にはよくわからず、

調査などで時間もお金も余計にかかってしまう。

(建物の構造や広さなどを調査しないといけないので。)

 

なんていうことがあるんですね。

 

結局何が言いたいかというと、いつも同じですが、

権利が動いたら、その都度手続きをやりましょうねってことです。

後回しにすると、結局時間もお金も余分にかかってしまい、

下手をするとご家族や関係者にまで迷惑がかかってしまいます。

 

ただ、すでにそうした状態が起こってしまっているかもという方も、

心配しないでください。

 

早期発見が出来れば、手続きは難しくないです。

 

自分の親が登記をしてなくて…

くらいであれば、相続人もそんなに多くないはずですし、

みなさん仲良しで、もめてしまうこともなく、

手続きさえ行えば大丈夫っていうことがほとんど。

 

大変なのは、何世代か前の手続き漏れを発見したとき。

今住んでいる建物の登記をしたいっていうだけで、

おじさんやおばさんとか、何人もの相続人から実印と印鑑証明書をもらって…

その中の相続人には、ほとんど会ったこともない人もいる…

なんていう状態が一番大変です。

 

なので、みなさん、手続きはその都度行う。

忘れているものがあったら、なるべく早めに調べてみる。

っていうことを心がけていただけるといいと思いますよー。

 

休日なのに、ちょっと重たい話題ですみません。

 

では、良い休日をお過ごしください(^ヮ^)

 

28.2.28

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