事業承継とはなんですか?

事業承継というと、先代から後継者への株式の移転や、事業上のノウハウの移転を想像される方が多いかと思います。その通りなのですが、私は、事業承継をもっと大きくとらえています。

どういうことかというと、会社の現状をしっかりと把握し、将来どんな企業にしていきたいかを考え、その目標を達成するためのリスクを排除していく作業が「事業承継」であると考えています。

したがって、ただ単に株式を後継者に移転したら終わりとか、後継者を選んだら終わりとかではなく、なんで後継者を選ばなくてはいけないのか、後継者を選んで何をしていきたいのかということまで、突き詰めて考えていかなければならないと考えます。

そのようにしなければ、せっかく後継者を選んでも、後継者に企業としてのビジョンが伝わらず、結局は会社が衰退してしまうことになるからです。

中小企業で考えておくべきリスクってなんですか?

リスクは、会社によって様々な分類ができますが、ここでは、どんな会社でも発生すると思われるリスクについてご説明していきます。リスクと言っても発生確率が高いものから低いものまで色々あるので、発生確率が高いものからご紹介します。

 

  リスク 対策
発生率100% 経営者の死亡 遺言書を書く
後継者の選定、教育
重要な社員の死亡 後任の教育
高確率リスク 経営者病気 非常時の議決権の移譲など
定款変更
取引先のトラブル 複数の取引先との関係
法律改正 情報収集のスピード
小確率リスク 災害 保険加入
災害時マニュアル

 

上記の表を見ていただければ、お分かりだと思いますが、この中で皆さんが行っている対策は災害時の保険加入の対策くらいではないでしょうか?

もっとも発生確率が低い災害のためには多額の費用をかけ対策をしていますが、絶対に発生する人の死亡についてはほとんどの経営者が、対策を行っていません。これは、リスク管理をしっかりと行っていないということになります。

人の死亡へのリスク対策は、後継者の選定、教育という面は時間がかかり大変ですが、遺言書作成はすぐにできます。また、経営者の病気や意思能力の低下に備えた定款変更も、すぐにできる対策です。

ビジョンがあって、目標があって、会社経営されているのであれば、これらのリスク対策を事前にやっておくことは、売り上げを上げることと同じくらい重要なことです。

しかし、経営者の方が、ご自分の決めた目標のために意識を集中させるのは必要なことで、これとリスク対策を同時に考えることは難しいでしょう。むしろ、経営者の方が、リスク対策に集中すると、会社全体の方向まで、リスク対策に向いてしまうかもしれません。これでは、せっかく目標に向かって一つになっていたのを壊してしまいかねません。

そこで、リスク対策には、専門家を使うことがおすすめです。

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